第14回【納骨の仕方は?】

埋蔵では、遺骨をカロートに納めますが、大きく分けて以下の3つの方法があります。

①遺骨を骨壺に入れたまま納める。

②遺骨を骨壺から取り出し、お骨経袋に入れて納める。

③遺骨を骨壺から取り出し、そのまま納める。

☝遺骨を骨壺から取り出すのは、遺骨を早く土に還すためです。

 

☆カロートに空きがない場合☆

骨壺が納めきれなくなった場合、新しく別のお墓を建てることも考えられますが、普通は以下の方法が考えられます。

①古い遺骨を1つの骨壺にまとめ、空きスペースを作る。(カロートの底が土ではない場合など)

②古い遺骨から順に骨壺から取り出し、カロートの土にまく。(カロートの底が土の場合)

③素焼きの骨壺を使い、古いものから順に、骨壺ごとカロートの土中に埋める。(カロートの底が土の場合)

 

☆合祀の場合☆

永代供養墓などの合祀墓では、遺骨の一部のみを、個別の骨壺や他の人と一緒の骨壺に入れて埋蔵します。残りの遺骨は、他の人の遺骨と一緒に、供養塚などに埋葬されます。

 

☆遺骨の代わりに遺品を納める場合☆

遺体が発見されない場合には、お墓に納めるべき遺骨はありません。もし、それでは寂しいというのであれば、故人の愛用した遺品を遺骨の代わりとすることもできます。

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